助成先事業実績
2025年度 助成先の事業実績
1.佐原古文書学習会(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 佐原地域の新史実を示す史料集の刊行と地域の古文書保存活動 |
|---|---|
| 事業内容 | 創立50周年を記念し、伊能家文書を翻刻・刊行して広く普及するとともに、新たに発見された古文書の整理・保存や目録作成、史料の解読を進め、地域史研究の継承に貢献した。 |
| 実施効果 | 刊行物により江戸時代後期の佐原の自治的な町の姿を広く紹介し、伊能忠敬を育んだ地域の歴史と文化への理解を深めた。また、新たに発見された古文書の整理・保存を進め、地域文化財を継承する意識の醸成にもつながった。 |
| 今後の目標など | 後継者不足などで散逸の危機にある地域の古文書や文化財を保存し、佐原の貴重な文化遺産を後世へ継承する。また、古文書の解読を通じて新たな歴史的事実を明らかにし、その成果を地域内外へ広く発信していく。 |
2.一般社団法人コネクトプラス(岐阜県飛騨市)
| 助成事業名 | 飛騨市の子どもたちが地域の伝統文化や産業に触れるイベント開催 |
|---|---|
| 事業内容 | 飛騨市の小中学生を対象に、木工・食・和紙ちょうちん作りの体験イベントを全3回開催し、地域の伝統産業や食文化への理解と継承意識の醸成を図った。 |
| 実施効果 | 延べ16名の子どもが参加し、木工・食・和紙づくりを通じて飛騨の産業や文化、自然への理解を深めた。地域住民や職人との交流も生まれ、郷土への誇りや伝統文化の継承意識、世代を超えたつながりの醸成につながった。 |
| 今後の目標など | 事業成果を踏まえ、体験機会を年間5回以上に拡大し、伝統文化プログラムを充実させる。地域の職人や農家との継続的な交流や運営体制の整備を進め、子どもたちが地域に誇りを持てる持続可能なコミュニティづくりを目指す。 |
3.香取市立佐原中学校 郷土芸能部(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 佐原囃子用楽器整備事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 助成を受けた楽器を活用し、校内文化祭や地域演奏会で演奏を披露する予定である。今後も稽古を重ね、佐原の伝統文化の継承と郷土芸能の発展に努めていく。 |
| 実施効果 | 助成により不足していた小鼓や老朽化した大鼓を整備でき、複数人での練習が可能となった。本物の楽器に触れながら、指導者や上級生から技術を学び、郷土芸能への理解と演奏技術の向上につながっている。 |
| 今後の目標など | 郷土芸能部の活動を継続し、「佐原の大祭」を支える佐原囃子の伝統を次世代へ継承する。各種行事で演奏を披露して地域へ伝統芸能の魅力を発信するとともに、後継者の育成と文化の継承に貢献していく。 |
4.千葉県立佐原高等学校 郷土芸能部(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 佐原囃子用楽器整備伝承事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 佐原囃子演奏に使用する祭礼用附締太鼓五丁掛皮4枚、祭礼用附締太鼓六寸用金具2台、小鼓調べ2個、新入生の練習篠笛3本の購入 |
| 実施効果 | 助成により老朽化した祭礼用附締太鼓の皮を更新し、従来の太鼓を練習用として活用できるようになった。また、新入生用の篠笛を購入したことで、入部直後から円滑に練習へ参加できる環境が整った。 |
| 今後の目標など | 地域の文化行事や演奏会に参加し、佐原囃子を披露することで地域との交流と伝統文化の継承に貢献した。今後も積極的に地域行事へ参加し、今年度中止となった下座舟での演奏実現を目指して活動を続ける。 |
5.飛騨みやがわ考古民俗館(岐阜県飛騨市)
| 助成事業名 | 飛騨みやがわ考古民俗館の調査記録・収蔵資料の「見える化」事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 飛騨みやがわ考古民俗館開館30周年を記念し、シンポジウム開催や講演記録の公開、収蔵資料の調査報告書作成を通じて、地域文化財の価値発信と保存活用を推進した。 |
| 実施効果 | 記念シンポジウムは満席となり、地域資料の価値や文化財継承への意識醸成につながった。報告書の刊行・公開は高い評価を受け、学会賞受賞や重要文化財指定、入館者増加など地域文化の発信と保存活用に大きく貢献した。 |
| 今後の目標など | 収蔵資料の公開と調査研究を通じて価値を高め、登録博物館への登録や重要文化財指定記念シンポジウムを実施する。あわせてRFID管理を導入し、安全な公開と持続可能な博物館運営、市民への学習機会の充実を目指す。 |
6.仁良芸座保存会(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 下座道具補修、購入事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 劣化した附締太鼓や大鼓の修理・皮の交換、収納バッグの整備を行うとともに、篠笛を購入し、演奏環境の改善と今後の後継者育成に向けた備えを進めた。 |
| 実施効果 | 楽器の修理により本来の音色を取り戻し、仁良熊野神社御祭禮での演奏を無事に実施できた。あわせて会員の意欲も高まり、地域の親子と連携した子ども向け踊り練習会を初開催するなど、新たな後継者育成の取り組みにつながった。 |
| 今後の目標など | 演奏技術の向上を図り、祭礼に加えて地域のさまざまな催しで演奏を行う。また、新たな会員や子どもの参加を促進し、仁良下座に親しむ機会を広げることで、伝統文化を担う次世代の育成と保存会の発展を目指す。 |
7.新橋本区(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 郷土文化の伝承、保存、活用事業 |
|---|---|
| 中止内容 | 新橋本区山車車輪新調製作の中止 |
| 中止理由 | 他補助金が不採択となり、本年度の山車車輪新調事業は延期。2026年度の実施を目指し、改めて申請を予定する。 |
8.matic(東京都町田市)
| 助成事業名 | 「石材の魅力発見」 Possibilities from small garden |
|---|---|
| 事業内容 | デンマークのデザインイベント「3days of Design」に出展し、秋保石の作品を展示。日本の伝統素材の魅力を北欧へ発信し、新たな国際的な評価と交流の機会を創出した。 |
| 実施効果 | 展示には世界各国のデザイン・建築関係者が来場し、日本の石材や地域資源の魅力と継承課題を広く発信した。多くの共感を得るとともに、会期後には新たな展示依頼や企業からの協業提案につながるなど、国際的な発信成果を上げた。 |
| 今後の目標など | 秋保石のプロダクト制作・発表を継続し、普及活動をさらに発展させる。今後は各地の国産石を比較展示する企画にも取り組み、石材業界の発展や地域資源の価値向上、伝統産業の継承につながる発信を目指す。 |
9.ペナシュール房総株式会社(千葉県南房総市)
| 助成事業名 | 南房総サトウキビから造るラム酒を地域産業として伝承する産学連携と熟成システム構築のための土壌検査機器と樽購入事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 高校・小学校・大学と連携し、サトウキビの栽培や学習、加工品開発を実施した。地域資源を活用した食育と6次産業化を推進し、次世代への技術継承と地域活性化を図った。 |
| 実施効果 | 高校・小学生と半世紀ぶりに復活したサトウキビ栽培に取り組み、地域の未来を考える学びの場を創出した。ラム酒に加え食酢の商品化や大学との連携により、地域資源を活用した実践的な学習と新たな地域価値の創出につながった。 |
| 今後の目標など | JR東日本SUPとの連携事業「Farm to Future」として活動を継続し、ラム酒を活用した地域スイーツ開発や耕作放棄地の活用を進める。大学・高校・地域が連携し、サトウキビを新たな地域伝統産業として定着させることを目指す。 |
10.一般社団法人 藝檀(愛知県海部郡)
| 助成事業名 | 平和と幸せを祈る音楽の交差点~雅楽・能楽・長唄・ヴィオラによる競演~ |
|---|---|
| 事業内容 | 長唄・雅楽・能楽とヴィオラを融合した公演を開催し、生演奏を通じて日本の伝統音楽の魅力を発信した。異なる音楽文化の交流を促し、文化への理解と「聴く力」を育む機会を創出した。 |
| 実施効果 | 約30名が来場し、過去最高の動員と収益を達成した。邦楽とヴィオラの融合は高い評価を受け、来場者は双方の音楽文化への理解を深めたほか、合同演奏を通じて音楽が人をつなぐ感動と新たな気づきを共有する機会となった。 |
| 今後の目標など | 伝統芸能の本質を守りつつ新たな表現に挑戦し、継続的な公演を展開する。若い世代への普及を目的に学校や地域、オンラインでの発信や体験型企画を充実させ、日本の音楽文化の魅力を広く伝えていく。 |
11.株式会社 長崎検番(長崎県長崎市)
| 助成事業名 | 長崎検番伝統行事『初弾き』の際に使用する舞台幕の購入と長崎検番事務所内舞台上の金屏風購入 |
|---|---|
| 事業内容 | 長崎検番の伝統行事「初弾き」に向け舞台幕と金屏風を新調した。伝統文化の継承と、増加するインバウンド向け演舞・体験の質向上を図り、長崎文化の魅力発信を強化した。 |
| 実施効果 | 舞台幕や金屏風の整備により、伝統行事やインバウンド向け演舞の魅力向上につながった。長年にわたる文化継承と観光振興への取り組みが評価され、2026年4月には長崎検番が「長崎県国際観光ウェルカムアンバサダー」に就任した。 |
| 今後の目標など | 長崎県国際観光ウェルカムアンバサダーとして、文化・観光分野でのインバウンド誘客を推進する。広報・PR活動を強化し、長崎検番をはじめとする地域の伝統文化の魅力を国内外へ広く発信していく。 |
12.一般財団法人 国際協力推進協会(東京都千代田区)
| 助成事業名 | 地域におけるAPIC留学生の文化体験・人的交流活動 |
|---|---|
| 事業内容 | 太平洋・カリブ地域の留学生9名が広島で国内研修を実施した。歴史・平和・文化・産業を学び、日本への理解を深めるとともに、共同生活を通じて学生同士の交流と相互理解を深めた。 |
| 実施効果 | 厳島神社や企業、平和関連施設の見学を通じて、日本の歴史・文化・産業・平和への理解を深めた。多様な体験を通じて視野を広げ、日本社会を多角的に捉える力や異文化理解を育む有意義な研修となった。 |
| 今後の目標など | 都市部では得難い地域の歴史・文化・産業・平和を学ぶ機会を提供できた。今後も多様な研修や交流を継続し、留学生の日本理解を深めるとともに、日本と母国を結ぶ架け橋となる人材の育成を目指す。 |
13.神明神社(岐阜県飛騨市)
| 助成事業名 | 地域文化財の保存及び地域伝統文化の継承事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 神楽太鼓片面皮修繕(張替)及び獅子笛補充整備 |
| 実施効果 | 例大祭に向けた若社中約80名による練習を計画どおり実施し、本番も好天のもと盛大に開催した。神輿巡行では地域4か所を巡り、参拝が難しい氏子にも祭りの雰囲気を届け、地域の交流と伝統継承に貢献した。 |
| 今後の目標など | 氏子や若社中の減少により例大祭の継続が課題となる中、地域文化財の保存と伝統文化の継承に取り組む。今後も後継者の育成や地域との連携を進め、祭礼を次世代へ受け継ぐ活動を継続していく。 |
14.特定非営利活動法人 大谷石研究会(栃木県宇都宮市)
| 助成事業名 | 「店蔵小日野屋商店」調査記録の作成及び保存活用の提案 |
|---|---|
| 事業内容 | 建造物の実測調査や写真撮影、保存活用ワークショップを実施し、調査成果と保存活用案を発表・冊子化した。文化財の記録保存と今後の活用に向けた基盤整備を進めた。 |
| 実施効果 | 調査を通じて所有者・市民・行政が建造物の文化的価値や保存活用の重要性への理解を深めた。学生にとっても実測調査や保存活用の検討を通じ、地域文化財や近代建築への理解を深める実践的な学習機会となった。 |
| 今後の目標など | 店蔵小日野屋商店で得た成果を活かし、市内・県内に残る未調査の歴史的建造物についても調査を進める。あわせて保存・活用方法を提案し、地域文化財の継承と有効活用につなげていく。 |
15.明暮れ小唄(東京都渋谷区)
| 助成事業名 | 北斎小唄 そぞろ歩き すみだの節気 |
|---|---|
| 事業内容 | 「北斎小唄 すみだの節気」を開催し、小唄と浮世絵、映像を融合して江戸の歳時記や隅田川文化を紹介した。伝統芸能を分かりやすく伝え、地域文化への理解を深める公演となった。 |
| 実施効果 | 来場者から高い評価を得て、初めて邦楽に触れる観客の開拓にもつながった。舞台演出の工夫により鑑賞しやすさが向上し、公演後には短縮版の上演依頼を受けるなど、事業の継続・発展につながる成果を得た。 |
| 今後の目標など | 公演依頼の増加を契機に「北斎小唄」の継続・発展を図り、小唄と日本文化を融合した新たな公演を展開する。美術館との連携や英語字幕の導入にも取り組み、地域交流と海外への文化発信を推進していく。 |
16.関西学院大学大学院 社会学研究科 島村恭則研究室(奄美学プロジェクト)(兵庫県西宮市)
| 助成事業名 | 「奄美学」の担い手育成に資するフィールドワークとワークショップの実施 |
|---|---|
| 事業内容 | 大学院生と地元NPOが協働で奄美の伝統文化を調査し、市民との対話型ワークショップを開催した。地域と研究者が連携し、奄美文化の継承と次世代の研究者育成に取り組んだ。 |
| 実施効果 | 大学院生による調査は新たな学術的知見を得るとともに、市民向けワークショップで地域住民との対話を深めた。成果は日本民俗学会で発表し、地域の意見を反映した研究成果として学術界と地域社会の双方へ還元することができた。 |
| 今後の目標など | 奄美大島との交流を継続しつつ、2026年度は宮古島で地域と大学院生による交流ワークショップを実施する。将来的には奄美・宮古島・大学の三者連携へ発展させ、地域文化の継承と研究交流の充実を目指す。 |
17.公益財団法人松竹大谷図書館(東京都中央区)
| 助成事業名 | 劇場資料のデジタル化による資料の保存・活用と地域振興事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 新橋演舞場や舞踊公演の筋書635件をデジタル化し公開・保存した。あわせて劇場文化を紹介する小冊子を6,000部発行し、地域施設等へ配布することで文化資産の継承と普及を図った。 |
| 実施効果 | 自館での作業や撮影方法の見直しにより、予定を上回る635冊の資料をデジタル化した。予算を有効活用し追加資料の保存も実現。公開環境の整備や小冊子配布、情報発信を通じ、資料活用と文化普及を推進した。 |
| 今後の目標など | 次年度は新富座の筋書をデジタル化し、Web公開を進める。今回の成果を踏まえ、今後は地元地域に加え、より広い層へ劇場文化の魅力を発信し、文化資産の普及と継承を推進していく。 |
18.特定非営利活動法人 千葉自然学校(千葉県千葉市)
| 助成事業名 | 都市農村交流・農泊施設古民家ろくすけの茅蘇き屋根の補修と茅屋根補修人材の育成 |
|---|---|
| 事業内容 | 江戸後期の茅葺き家屋「ろくすけ」の屋根補修や茅場保全、人材育成を実施した。地域と連携し、伝統的な農村文化や茅葺き技術の継承に取り組んだ。 |
| 実施効果 | 茅葺き屋根の劣化部分を補修し、建物の維持保全を図った。また、若手2名が茅葺技術の習得を開始し、地域内の茅資源を共有する仕組みづくりにより、職人育成や茅場保全につながる成果を得た。 |
| 今後の目標など | 茅葺き屋根の維持には、茅場・職人・助手・所有者による緩やかな連携が必要であり、今後も協働体制を検討する。「ろくすけ」は交流や農業支援の拠点として、継続的な補修と活用を進めていく。 |
19.IKUTO Lab.(長野県下伊那郡)
| 助成事業名 | 木地師の伝統文化の振興と子ども世代への伝承のために木工旋盤を導入し教育に活用する事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 中学生が森林伐採見学や木工旋盤による木軸ボールペン制作を体験し、地域材加工や木地師文化への理解を深めた。伝統技術を学ぶ環境整備にもつながった。 |
| 実施効果 | 地域材を活用した木工体験を通じ、森林資源から製品づくりまでの流れを学ぶ機会を創出した。木工旋盤の導入により技術継承の環境を整備し、地域の歴史や木地師文化への理解も深めた。 |
| 今後の目標など | デジタル工芸クラブの活動を通じ、地域材や木地師文化、デジタル技術を融合した木工教育の可能性を実感した。今後も伝統技術と現代技術を活用し、地域資源を生かしたものづくりを継続する。 |
20.公益財団法人鋸山美術館(千葉県富津市)
| 助成事業名 | 鋸山資料館改修・展示充実事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 鋸山資料館の展示環境を整備し、映像設備や「ねこ車」の展示、照明拡充を実施。房州石文化や鋸山の魅力を広く発信し、地域資源の継承と交流人口の増加を目指した。 |
| 実施効果 | 大型モニター導入により鋸山の映像を高画質で発信し、魅力を効果的に伝えられるようになった。貴重な「ねこ車」の展示や照明整備により、石切文化への理解と見学者の満足度向上につながった。 |
| 今後の目標など | 鋸山の歴史や石切文化を伝える拠点として、資料館の展示充実を進める。今後は行政や研究者、地域事業者と連携し、調査・展示・体験企画を通じて魅力発信を行い、交流人口の増加と地域活性化につなげていく。 |
21.印西さとやまパラダイス(千葉県印西市)
| 助成事業名 | 少子高齢化が進む里山エリアの活性化に貢献すべく、マルシェや音楽フェスイベントにより賑わいを創出する事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 地域音楽イベント「Inzai Satoyama Groove」を開催。プロ・アマチュア計6組が出演し、約80名が来場。子どもから大人まで音楽を楽しむ交流の場となった。 |
| 実施効果 | プロ演奏家を招聘し、短期間で音楽イベントを実現。22名からの支援や来場者約80名を得て、初めて生演奏に触れる感動体験と地域交流の場を創出した。 |
| 今後の目標など | 会場確保や運営面の課題を改善しながら、プロ演奏家の招聘を継続。音楽文化を地域に根付かせ、将来的な伝統文化として次世代へ継承する活動を目指す。 |
22.「味覚の一週間」Ⓡ 実行委員会(東京都千代田区)
| 助成事業名 | 発見!わたしの地もと味 ~子どもONIGIRIコンクール |
|---|---|
| 事業内容 | 子ども向け「ONIGIRIコンクール」を開催。地元食材を活かした8作品を審査し、食文化への関心や地域の味の発見につながる機会を創出した。 |
| 実施効果 | 全国から40作品の応募があり、地元食文化への関心や家族・地域とのつながりが感じられた。食の由来や伝統を調べ、地域の人々と交流しながら、子どもたちが主体的に郷土文化を学ぶ機会となった。 |
| 今後の目標など | 応募児童は地域の食文化に高い関心を示し、伝統と現代の感性を融合した提案を行った。今後も食材や生産者との関わりを深め、子どもが地元や日本の食文化を未来へ継承する契機となる活動を目指す。 |
23.日光市役所(栃木県日光市)
| 助成事業名 | 日光市「特色あるスポーツ」推進事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 地元小中学生を対象に、アイススケート・アイスホッケー教室や体験会を計66回実施。プロ選手による指導を通じ、競技普及と選手育成、地域スポーツ振興を図った。 |
| 実施効果 | アイススケート・アイスホッケー教室やホッケー指導を通じ、延べ1,438人が参加。競技の普及促進や技術向上、ジュニア世代の育成、競技人口拡大に大きく貢献した。 |
| 今後の目標など | 日光市はホームタウンチームと連携し、ホッケー・スケート競技の普及や育成を推進。今後も競技人口拡大、競技力向上に取り組み、ホッケーを活用した地域振興を目指す。 |
24.香取市立佐原小学校(千葉県香取市)
| 助成事業名 | 地域の伝統文化である佐原囃子の演奏活動を通して、郷土文化の伝承を行う活動 |
|---|---|
| 事業内容 | 郷土芸能部の楽器整備 |
| 実施効果 | 助成金により佐原囃子の練習・発表用楽器を整備し、篠笛を新調した。児童は質の高い演奏を楽しみにし、楽器への感謝や大切に扱う意識、音への理解を深めながら活動を進めている。 |
| 今後の目標など | 楽器整備により佐原囃子演奏への意欲と技術向上を図る。道具を大切にする心や地域の支えへの感謝を育み、郷土芸能部の活動を通じて伝統文化の継承と子どもたちの郷土愛、豊かな心の育成につなげていく。 |
25.箕面の森アートウォーク実行委員会(大阪府箕面市)
| 助成事業名 | 瀧安寺(りゅうあんじ)プロジェクト |
|---|---|
| 事業内容 | 霊山箕面の瀧安寺を舞台に、現代アートと自然・歴史文化を融合した展示を開催。地域と協働し、箕面の魅力発信と現代芸術を身近に体感する機会を創出した。 |
| 実施効果 | 助成により質の高い作品制作を実現し、行政・広報面でも広く発信。2,400名以上が来訪し、市民ボランティア62名が参加。高校生も文化交流を通じ、地域文化と現代アートへの理解を深めた。 |
| 今後の目標など | 箕面山の自然・歴史文化を活かしたアート事業を継続発展させ、地域や学校、行政との連携を強化。アーティストや若い世代との交流を通じ、「アートのまち箕面」として持続可能な文化活動を目指す。 |
26.一般社団法人BOOT(福島県耶麻郡)
| 助成事業名 | 郷土の自然・農・食の文化を語り継ぐ 鈴木二三子さんの知恵の保存と活用する冊子制作 |
|---|---|
| 事業内容 | 西会津町の郷土研究家・鈴木二三子さんを取材し、農・食文化や自然との暮らしの知恵、伝承レシピを記録。次世代へ継承する冊子やWeb発信に向け編集を進めている。 |
| 実施効果 | 取材を通じ、薬草の知恵を伝える新たな活動や動画発信など、二三子さんの知恵を広める担い手が増加。家族や若手移住者との交流も深まり、次世代への継承につながる機会となっている。 |
| 今後の目標など | 作成した冊子を活用し、鈴木さんの自然観や食文化、伝承レシピを次世代へ継承。イベントやツアー、学校教育など幅広い場で活用し、地域文化の担い手を増やしながら継続的な発信を目指す。 |
27.上智大学大学院地球環境学研究科(東京都千代田区)
| 助成事業名 | 奄美宇検村における環境文化をベースとした持続可能なツーリズムにむけての支援および提言 |
|---|---|
| 事業内容 | 奄美大島宇検村で自然・食文化・伝統行事を体験調査し、地域住民と交流。生物多様性や文化継承を学び、研究成果を地域づくりへの提案として報告した。 |
| 実施効果 | 奄美文化への深い参加体験を通じ、学生は地域住民との相互理解を促進。自然環境や伝統文化を学び、研究成果を宇検村へ還元することで、持続可能な地域づくりと大学・地域連携に貢献した。 |
| 今後の目標など | 現地調査で得た知見を基に、伝統文化の継承や若者参画、持続可能なエコツーリズムについて研究を深化させる。今後も宇検村との連携を継続し、学生による関係人口の創出と地域発展への貢献を目指す。 |
28.飛騨市「飛騨の匠文化館」(岐阜県飛騨市)
| 助成事業名 | 飛騨の匠文化館展示等リニューアルに係る実施設計事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 飛騨古川の歴史ある町並みを次世代へ継承するため、住民の景観意識向上を目的に匠文化館の展示リニューアルに向けた実施設計を実施した。 |
| 実施効果 | 実施設計を予定どおり完了し、令和8年度以降に予定する匠文化館の展示等リニューアル改修事業へ着手できる体制を整えた。 |
| 今後の目標など | 飛騨の匠文化館のリニューアルに加え、周辺景観整備を一体的に進める「飛騨古川・まちまるごと匠博物館プロジェクト」を推進し、町並み保全と「匠のまち」としての魅力向上を図る。 |
29.田井幹夫+静岡理工科大学建築学科田井幹夫研究室(神奈川県横浜市)
| 助成事業名 | 掛川中心市街地活性化のために旧町家(松浦履物店)を改修し、まちづくりの拠点、学生寮、ゲストハウスに改修し運営する事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 旧東海道沿いの町家を活用し、地域交流拠点や学生寮として改修。学生・高校生がセルフビルドで整備し、歴史建築を学ぶ場と街の活性化拠点を創出した。 |
| 実施効果 | 学生がデザインから施工まで関わる本棚ワークショップを実施し、地域活性化拠点の空間づくりを実践。参加者のものづくりへの達成感や地域への愛着を育むとともに、商店街にも新たな期待感を生み出した。 |
| 今後の目標など | カフェ運営はチャレンジショップ形式を想定し、開業希望者の利用を促進する。問い合わせも増えており、学生とともにイベント運営や施設活用を進め、旧市街地の活性化と建物再生の広がりを目指す。 |
30.ARS COFFEE ROASTERS(埼玉県蕨市)
| 助成事業名 | コーヒーを通じた地元鋳物産業の技術および文化の継承推進プロジェクト |
|---|---|
| 事業内容 | 川口市の伝統産業である鋳物技術とコーヒー文化を融合し、鋳鉄製製品の制作や工場見学・試飲イベントを通じて、地域技術の魅力を発信する。 |
| 実施効果 | 鋳物工場見学や鋳鉄製器具によるコーヒー体験を通じて、参加者が地域産業の歴史や職人技の価値を再認識する機会を創出した。鋳物技術を身近に感じる新たな発信方法となった。 |
| 今後の目標など | コーヒーを入口に川口鋳物の魅力を継続的に発信し、地域企業や次世代との交流を深める。鋳物技術を活かした商品開発や体験機会を拡充し、文化継承と地域活性化を目指す。 |
31.MOCKUP内子協議会(愛媛県喜多郡)
| 助成事業名 | マイクラで考える「白壁の町並み内子町伝建地区」継承事業 |
|---|---|
| 事業内容 | マインクラフトを活用し、内子町の伝統的建造物群を題材に、建物見学や左官体験、デジタル学習を通じて文化財保存への理解を深める次世代育成事業を実施した。 |
| 実施効果 | 短期間で定員に達し、文化財をゲーム感覚で学ぶ仕組みが高い関心を得た。職人や地域住民との交流を通じて理解を深め、教育委員会との連携による出前授業など継続的な展開につながった。 |
| 今後の目標など | 教材の拡充や対象地域の拡大を進め、教育委員会と連携した継続的な継承プログラムを構築する。文化財保全に関心を持つ次世代の担い手育成につなげていく。 |
32.カワイリバースプロジェクト(京都府福知山市)
| 助成事業名 | 「川合が川合であり続ける」ための多世代プロジェクト事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 平安時代から続く大原神社の調査結果を発信し、地域資料の整理・展示環境を整備。デジタルサイネージ活用や寄贈資料の保存により、地域文化の継承につなげた。 |
| 実施効果 | 大原神社に関する調査発表は地域住民の関心を集め、継続調査や次回イベント参加につながった。資料室には寄贈品が増加し、展示環境の充実や貴重資料の管理方法を検討する成果が得られた。 |
| 今後の目標など | 高齢化が進む地域において、大学との連携を継続し、地域に残る貴重な資料や伝承を次世代へ継承する活動を推進する。「川合らしさ」を未来へつなぐ学びの場づくりを目指す。 |
33.soyogi(東京都世田谷区)
| 助成事業名 | 高知県四万十に広がる生姜穴を保全し活用するために食のイベントをする事業 |
|---|---|
| 事業内容 | 四万十町に残る生姜穴の歴史・文化的価値を調査し、生姜や発酵文化をテーマとしたイベントやワークショップを通じて、地域資源の保全と活用方法を検討する。 |
| 実施効果 | 生姜穴の存在や価値を地域住民・関係者へ広く周知し、保全や活用に向けた意識醸成につながった。発酵に適した環境を活かした新たな観光・商品展開の可能性を見出すことができた。 |
| 今後の目標など | 生姜穴を活用した発酵食品づくりや観光体験の実現に向け、地域事業者や住民との連携を深める。四万十町ならではの生姜文化を次世代へ継承し、地域活性化につなげていく。 |
